「オクニョ」
今回紹介するのは「オクニョ」です♬
このオクニョは、「トンイ」や「イ・サン」などを手がけたイ・ビョンフン監督の作品になります。
そんなオクニョのヒロインは、チン・セヨンさんです!私は「ドクター異邦人」で記憶していた女優さんでしたが、オクニョ後にちょくちょくドラマで見かけるようになっています!
では、そんなオクニョの あらすじを紹介します。
訳あって、典獄署でオクニョを産み命を落とすことになった母・ガビの死の真相を追ううち、オクニョの人生に深く関わる人物達…。ユン・テウォン(麻浦(マポ)、サムゲを牛耳る元締めで、外知部(ウェジブ)と呼ばれる民間弁護士組織を率いる人物)、武術の師匠でオクニョのメンター・パク・テス、オクニョに観相学を授けるイ・ジハムほか様々な人物との交流や仇たちとの戦いをドラマチックに描き出した作品。
オクニョが活躍する「獄中花」は李氏朝鮮中期の第13代国王明宗(ミョンジョン)治世の朝鮮を時代背景とした社会派ドラマです。
一応、オクニョは実在しない人だと言えますが、第11第王には9人の皇子に、10人の王女がいたと言われていますので、全く実在しないとは言えない節はあります(笑)
そんなオクニョは、ユン・ゴニョンとチョン・ナンジョンに、命を狙われながら何回も危険な目に遭いながら、少しずつ力をつけながら成長していきます。
イ・ジハム様がオクニョに「一度で倒すのではなく、小さなほころびを入れることが大切」だと説いているのを聞いたときには、人だけではなく高い壁でも小さなほころびを入れながら崩すことが大切なんだぁ~って感じました。
そんなオクニョは、楽しく見ることができましたが・・・2つだけ心残りが。
それは、まず1つめは「大妃様」かな。
一番悪の根源である大妃様なはずなのに・・・息子である明宗王と言い争いした後に、倒れてそのまま死ぬなんて??どんなだけ簡単なんだ?って感じです。
あまりにもあっけない為に、「えっ?」ってなっちゃいましたよ(笑)
もう少し、ラスボス的に頑張って欲しかったのに・・・この最悪の母からなぜあんなイイ人の明宗王が生まれたのやらって感じです。
残りの1つは、「オクニョとテウォンの関係」になります。この2人は、中国への行商へ行く一行の通訳者として再会した2人ですが・・・何年経っても関係は変わらず。
明宗王の出現で、テウォンの嫉妬心を煽ったりしましたが、その後にオクニョの親をゴニョンとナンジョンが殺したと知ったことで、関係が壊れてしまうし、やっと良い感じになったら王女様だって分かってテウォンが尻込みするし・・・
どうせ実在しないなら、もう少し2人をラブラブな感じにしてもよかったのに・・・。
トンイが大好きなので、ちょっとっもの足りない感じですよねぇ。
今回テウォンさん役をしていたコ・スさんは、私にはあまり馴染みのない俳優さんで、映画「尚衣院」で見た程度ぐらいで、韓国人にしては濃い目の顔にあまり好意を感じなかったんですが、やっぱり役がイイと後々の印象は変わってきますね♬
もちろんコ・スさんが、好み!って感じではありませんが、今後は作品が手に取りやすくなりました!
あと、オクニョを見ていて情報を検索中に、劇中にでてくるチョン・ナンジョンが、韓国の三大悪女の1人だったことにビックリでした(笑)確かに、見ているだけで旦那を操る悪女ですよね。。。チョン・ナンジョン役をしていたパク・チュミさんの演技力がすごかったです!
あと、最後までゴニョンはナンジョンを愛していて、悪役だけど夫婦の関係はすごいなぁ~と感じましたよ。そして、最後2人が自害しても誰の気も晴れなかったとオクニョやソン・ジホンが言うのは、ある意味正しいあり方だなって感じるし、それぞれの思いの消化の仕方は違えど、「悪を憎んで人を憎まず」なんだと痛感しまたよ。
と、そんなオクニョでしたが私的には、2つの心残りを差し引いて☆4.1ですかね。
でもそんなオクニョを見ていたら、またトンイが見たくなりました!(笑)
このあと、見る予定の史劇がまだまだ新作なため、トンイなどの見た作品をみるのもあり!なので見たいとおもいます♬